top of page

2026.02 総合

1週目 幼児クラス:へんてこなとり

幼児クラスでは、絵本『へんてこなとりたち』の読み聞かせから活動がスタートしました。
アイスクリームみたいな鳥、ボタンのように小さな鳥、ほうきのような鳥…。
ページをめくるたびに広がるユニークな世界に、子どもたちの想像力もどんどんふくらんでいきます。

「みんなもへんてこな鳥をつくってみよう!」

まずは、さまざまな形にカットされた段ボール板を自由に組み合わせて、鳥の形をつくります。
羽をたくさんつけたり、大きなくちばしをつけたり、細長い足をつけたり…。
正解はひとつではありません。自分のイメージを形にしようと、試行錯誤しながら組み立てていきます。

形ができあがったら、今度は絵の具で色づけです。
筆や手を使いながら、思い思いの色を重ね、世界に一羽だけの“へんてこな鳥”が誕生しました。

この活動では、絵本からイメージを広げる想像力、自分で形を考え組み立てる創造力、そして最後まで仕上げる集中力ややり抜く力が育まれます。

子どもたち一人ひとりの発想が光る、カラフルで個性あふれる作品が教室に並びました。

1週目 小学生クラス:ジャングル

小学生クラスでは、箱の中に自分だけの「ジャングル」をつくる立体制作に取り組みました。
はじめに、絵本『かくれんぼジャングル』を読み、物語の世界から想像をふくらませます。

「こんな動物がひそんでいるかも?」「こんな植物が生えているかもしれないね」
子どもたちは自由な発想で、まだ見ぬジャングルの風景を思い描いていきます。

その一方で、図鑑の写真を見ながら動物や植物をじっくり観察する時間も大切にしました。
体の模様や形、色の違いに目を向け、「よく見る」経験を通して、表現にリアリティを加えていきます。
想像する力と、観察する力。
この二つを行き来しながら、子どもたちは自分の中のイメージを少しずつ形にしていきました。

平面だけでなく、奥行きのある箱の中に世界を構成することで、
「どこに置いたらジャングルらしく見えるかな?」
「手前と奥で大きさを変えてみよう」
と、空間を考える力や構成力も自然と育まれます。

一人ひとりの箱の中には、それぞれ違う物語が息づいています。
想像を広げ、観察を深め、自分の世界をつくりあげる――
そんな学びの詰まった制作となりました。

2週目:透明シートでつくるコラージュアート

レッスンのはじまりは、絵本『へんてこへんてこ』の読み聞かせから。
コラージュで描かれた不思議な世界に、子どもたちはページをめくるたびに目を輝かせます。
「これ、なにに見える?」「どうしてこんな形なんだろう?」
自由な発想に触れる時間が、創作への扉をやさしく開いてくれます。

制作では、大きな透明シールの上に、毛糸・色紙・布・スパンコールなど、さまざまな素材を使ってコラージュに挑戦しました。
透ける素材ならではの面白さを感じながら、子どもたちは思い思いに手を動かします。

感覚のままにリズムよく貼っていく子。
頭の中に物語を描きながら構成を考える子。
犬や猫など好きなモチーフを形にする子。

同じ素材でも、表現は一人ひとりまったく異なります。
正解のない表現の中で、「これでいいんだ」という自己肯定感を積み重ねる時間。
子どもたちの自由な発想が、のびのびと広がるレッスンとなりました。

3週目:絵画|春のお花を描く

今回の絵画テーマは「お花」。
桃、菜の花、ガーベラなど、春を感じる花々をモチーフに、白い画用紙いっぱいに表現しました。

■ 幼児クラス
幼児クラスでは、まず背景づくりからスタート。
ローラーを使って、画用紙一面に色を広げていきます。

「どの色にしようかな?」
子どもたちは理屈ではなく“感覚”で色を選びます。
その瞬間の気持ちが、そのまま画面に広がっていきます。

ローラーならではの大胆な動きや、偶然生まれる色の重なり。
手や腕を大きく使いながら描くことで、のびのびとした表現とともに、身体感覚も育まれます。

背景ができたら、いよいよ筆でお花を描きます。
「どんな形かな?」「どんな匂いかな?」
楽しみながら観察し、自分なりの“春”を画面に咲かせました。

■ 小学生クラス
小学生クラスは、木炭を使ったデッサンから始めます。

まずは、じっくり観察。
花びらの重なり、茎の曲がり方、光の当たり方――
「見る」ことに時間をかけます。

木炭ならではの濃淡や線の強弱を活かしながら形を捉え、その上から色を重ねていきました。

ただ“きれいに描く”のではなく、
「どう見えたか」「どう表したいか」を考えることを大切にしています。

モチーフをよく観察し、集中して表現し、最後までやり抜いた子どもたち。
一枚の花の絵の中に、子どもたち一人ひとりの感じ方と成長が表れています。

同じ“お花”というテーマでも、年齢によってアプローチはさまざま。
それぞれの発達段階に合わせた方法で、表現する楽しさと確かな力を育んでいます。

月1回クラス:ガウディみたいな建築家になろう

今回取り組んだのは、立体オブジェ制作。
はじめに、建築家 アントニ・ガウディ の建築作品の写真を鑑賞し、色彩や形、タイルの使い方からインスピレーションを受け取りました。
「こんな自由な形、つくってみたい!」
心が動いた瞬間から、子どもたちの創造が始まります。

まずはタイルづくり。
石膏を水で溶き、型に流し込み、固まるのを待ちます。
乾いたら好きな色で彩色し、あえて割ることで、世界に一つだけのオリジナルタイルが完成します。

次に、瓶やペットボトルなど身近な素材を選び、ビニールテープで組み合わせながら立体の土台を構築。
さらに粘土を使って形を整え、自分のイメージに近づけていきます。

「どうすればこの曲線が出せるだろう?」
「ここにタイルを貼ったらどうなるかな?」

試行錯誤を重ねながら、構造・強度・デザインを自分で考え、完成へと導いていきます。
最後にタイルや絵具で彩色し、唯一無二のオブジェが完成します。

“つくる”を趣味で終わらせず、本格的な表現を追求しています。

bottom of page