幼児、小学生のための造形教室
想像力を刺激する充実の70分
わくわくドキドキの冒険にでかけよう!
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1週目 球で遊ぼう
夏休み明け一回目のレッスンは、みんなで色水遊びと球体遊び!
幼児クラスはまずは絵本『きょだいなきょだいな』を読みました。
絵本に出てくるきょだいなきょだいなトイレットペーパー、よりはちょっと小さめですが、
きょだいなトイレットペーパーをコロコロ転がすと、みんな嬉しそうに転がしたり、追いかけたり。
きょだいなトイレットペーパーを、教室の端から端まで伸ばして、そこに赤、青、黄色の色水をスポイトや紙コップ(下に穴をあけたもの)を使って色づけていきます。
どんどん色を付けていくと、色と色が混ざり合って新しい色がうまれます。
緑になった!この色きれい!下から見るときれいだよ!
たくさんの発見がうまれ、それをみんなで共有して楽しんでいました。
色水でたっぷりと遊び、いつの間にかカラフルに染まったきょだいなトイレットペーパー。
今度は、トイレットペーパーをビリビリと切っていきます。
切ったののは球体のカプセルに詰めました。
色を厳選し、気に入った布を詰めたら、コマのように回したり、坂道から転がしたり…球体遊びへと移行していきました。
コマのように回すと、球体の色が変化することや、詰めた布の量によって重さが変わり、転がる音も変わること、
ここでも遊びの中でたくさんの発見がありました。
2週目 風船遊び
まずは『ふしぎなふうせん』の絵本を読みました。
今日は風船で遊ぼう!1個、2個、3個… 少しずつ増えていく風船。
最後には沢山の風船に大はしゃぎ!
サーキュレーターの風で風船を飛ばしたり、とにかく集めて風船のお部屋をつくってみたり…
思い思いに、体を使って遊びました。
子どもたちは、風船ひとつでも大喜びで遊ぶことができます。
前回も、色水や球体など、いたってシンプルな遊びに夢中になる姿がありました。
一見、なんてことない遊びの中にも、共感する、協力する、工夫する…様々な力が必要とされます。
子どもたちは遊びの中で、それらの力を自然と身につけていきます。
この力は、勉強と違って、すぐに成果や結果が見えません。
けれども、ただ、与えられるだけでなく、子どもたち自身が考えて動き、“楽しい”気持ち(ときには悔しい、悲しい気持ち)を感じる経験が、将来、子どもたちが力強く生きていくための土台となるのです。
さて、たくさん遊んだ後は、制作です。
風船に水ボンドに浸した和紙をペタペタと貼り付けていきます。
「気持ち悪い」と言っていた子も、いつしか夢中に。
これを一週間乾かして、気球を制作します。
3週目 気球づくり
教室にくると、「風船どうなった?」と自分の風船が気になる子どもたち。
それぞれが作った風船を渡すと、「固い!」とびっくりした様子でした。
まずは、ちょっとビクビクしながら、風船をハサミで切り、中にある風船をしぼめて取り出します。
その後は、どんどん気球の制作を進めていきます。
絵の具を塗ったり、布を切ったり、貼ったり、夢中になって1時間制作に没頭しました!
デコボコで大きな球体を塗るのは大変だったと思いますが、幼児クラスの子もみんなよく頑張りました。
小学生は、色や形、デザインにもこだわり、出来上がった作品を誇らしげに見せてくれました。