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1週目 おもちアート

新年最初のレッスンは、みんなの大好きな粘土遊びです!

まずは、絵本『おもちのきもち』を読みました。

「お正月におもちは食べたかな?今日はおもちで遊ぶよ!?」

と言って白い丸いものを見せると…

「粘土だ!」とすぐに子どもたちにバレました 笑

まずは、粘土をのばしたり、ちぎったり、フワフワの粘土の感触を楽しみながら、形をつくっていきます。

それから、細長い板に粘土を貼っていき、色を塗ります。

今回は伸ばした粘土を板に貼って作品をつくるという、自由度の高い制作でした。

抽象的な世界を楽しんだ作品、具体的なものを形にした作品、出来上がった作品は十人十色。​

幼児の子どもたちは、粘土を貼り、色を塗るという行為そのものを楽しみます。

年齢があがるにつれ、頭で考えて具体的なものを作るようになりますが、まずは行為そのものを楽しむというのが大前提です。

なので、お子さんの作品を見て何をつくったのか具体的にわからない場合、「何をつくったの?」と聞くのではなく、「この形が素敵だね」「この色がきれいだね」といったように、保護者の方が作品を見て感じたことを伝えてあげてください。

「何をつくったの?」と聞かれると、何か(具体的なもの)を作らなくてはならないと捉えかねません。

小学生は「どうしようかな?どんな形にしようかな?」とまずは頭でイメージしてから制作にとりかかる子が殆どですが、どの子も自信を持って、のびのびと自分の作りたいものを一生懸命作る姿が印象的でした。

2週目 毛糸であそぼう!

まずは、絵本『アナベルとふしぎなけいと』を読みました。

この絵本、お話自体の面白さもありますが、何といっても絵がとても綺麗です。

毛糸をつかったレッスンで…と1年以上あたためていた絵本がついに日の目を見ました 笑

子どもたちもどんどん絵本の世界に引きこまれ、終わった後には「面白かった!」という声もありました。

我が家の次女も、もう何度も読んでいるおススメの絵本です。

​今日は毛糸で遊ぼう!ということで、まずは毛糸を部屋中に張り巡らせます。

「クモの巣みたい!」ととても楽しそうな子どもたち。

どんどん毛糸が増え、歩くのも大変に。

​クモになって遊んだり、毛糸に触れないように進んでみたり、寝転んで毛糸を眺めたり…各クラス思い思いに楽しみました。
 

それから、幼児クラスは木の枝に毛糸を巻き付け、それぞれ好きなものをつくりました。

さっきまでの大はしゃぎとは一転、集中して制作にはげむ子どもたち。

目や口、手足などをつけて、人形のようにしたり、剣や銃にしたり。

お気に入りの作品ができたようです♪

小学生クラスは、様々な大きさの板から好きな大きさを選び、まずは釘を打っていきます。

​はじめて釘を打つ子も、最初は恐る恐るでしたが、最後には随分上達していました。

​完成は来週。どんな作品ができるか楽しみです!

3週目 ロウのオブジェ

今回の絵本は『こねてのばして』。

絵本のように、粘土をこねてばして…

1週目で使った粘土とは違う種類の粘土に、

「おもいね」「冷たい!」と違いを感じながら粘土の感触を楽しみました。

粘土をのばしたら、割りばしで粘土に跡をつけていきます。

直線で様々な模様が描きだされました。

それから、ロウを粘土の上に流し込み、固まるのを待ちます。

どんな形になっているか、ドキドキしながら粘土をはずすと…

「わ!すごい!」「きれい!」と完成を喜んでいました。

ちなみに、今月は全て“線”をキーワードにレッスンを展開していきました。

粘土を線状にして描きいた1週目。

毛糸を張り巡らせ、空間に線を作った2週目。

そして、線で描いた模様で作品を作った3週目。

一言で“線”といっても、その表現方法は無限にあります。

​ひとつの言葉からうまれた、様々な表現方法を体感した1ヵ月となりました。

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