幼児、小学生のための造形教室
想像力を刺激する充実の70分
わくわくドキドキの冒険にでかけよう!
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1週目 あったらいいなこんなカメラ
幼児クラスは絵本『カシャ』を読みました。
カメラを向けるとバナナも食パンもみんなにっこり。
今日はオリジナルカメラづくりに挑戦です。
どんなカメラにしようかな?
木の板に、紙管や木端を貼ってオリジナルカメラを作っていきます。
ちゃんとカメラを覗けるように、穴もあけました。
形ができたら、色を塗って素敵なカメラの出来上がり!
みんな嬉しそうに、「はいチーズ!」と写真をとって遊んでいました。
2週目 段ボール遊び
教室には大きな段ボール。
「先生何つくるの?」「おうちをつくるんだ!」と始まる前から目を輝かせていました。
幼児クラスはまずは絵本『へんしんトンネル』を読みました。
トンネルのような形の段ボール、入ったら変身しちゃうかも!?
と、ドキドキしながらトンネルをくぐると…あ~よかった変身してなかった(笑)
少し段ボールで遊んだら、いよいよ段ボールを変身させていきます。
(小学生クラスは、自分たちで段ボール板を貼る場所を考えるところから始めました。)
壁や屋根にギコギコと穴を開け、段ボールはどんどん違う姿に。
手が痛くなるくらい、夢中で穴をあけたら、今度は絵の具で色を塗っていきます。
ここは電車、うさぎのトンネル、秘密基地…
子どもたちの想像力で、四角い段ボールがいろんなものに変身しました。
お友だちと想像を広げながら制作に没頭し、
時にはぶつかることもありましたが、みんなで協力して完成させることができました。
出来上がってからも、なかで遊び、終始楽しそうな子どもたちでした。
3週目 ロウのオブジェ
まずは絵本『おべんとう』を読みました。
ミートボール、卵焼き…美味しそうなおかずがたくさんでてくる絵本です。
子どもたちも、でてくるおかずに「好き」「ちょっと苦手…」と様々な反応を見せてくれました。
「さあ!今日はお弁当をつくろう!」
そう言って、見せたのは銀色のトレイ。「これがお弁当箱」
そしておかずは…なんと氷でした!
銀色のトレイをお弁当箱の代わりにして、おかずは色々な形の氷。
冷たい!と言いながらも、これはウインナー、コロッケ…とお弁当箱に詰めるのを楽しむ子どもたち。
最初は、そんなのお弁当じゃない!と言っていた子も、夢中になって想像の世界を楽しんでいました。
本当のものではなく、違うものをそれに見立てて遊ぶ見立て遊び。
見立て遊びは子どもたちの発想力、想像力を伸ばすことのできる遊びです。
大きな葉っぱはお皿、木の枝は箸に見立てて、ごっこ遊びをしたり
大きな布を身にまとい、ドレスに見立てたり…
子どもたちは想像することが大好きです。
けれども、”何でもある”状況になると、とたんに工夫しなくなり、想像しなくなります。すぐに飽きて、次の何かあるものへ移行していきます。
反対に”何もない”もしくは、”これしかない”状況の方が、子どもたちは工夫して、想像して楽しむことができます。
想像の中で楽しむ子どもたちの遊びはなかなか終わりません。
お弁当箱に入れる氷の形、入れ方を何度も変えて
こだわりぬいてつくった氷弁当。
さあ、仕上げはロウのご飯を入れるよ。
そっと氷弁当にロウを流しいれます。
すると氷のまわりのロウはすぐに固まります。
子どもたちは、興味津々でロウや氷を触っていました。
最後に氷が溶けた穴に、色のロウを流し込んだらお弁当の完成です!