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2025.07 三角

1週目:大きな万華鏡

まずは、すべての土台となる正三角形の段ボール板に、等間隔で切り込みを入れていきます。
好きな色の糸を選んで、切り込みにひっかけていくと…あっという間に美しい幾何学模様が生まれます。
どんな模様ができるかな?とワクワクしながら、集中して取り組む時間は、指先と感性を豊かに育みます。

次は、糸で描いた模様の上に水ボンドを塗り、そっとアルミホイルをかぶせます。
そして、指でやさしくこすると…あら不思議!
さっきまで隠れていた糸の模様が、キラキラのアルミホイルの上に魔法のようにくっきりと浮かび上がってきます。

浮かび上がった凹凸に、思い思いの色で彩色をしていきます。
光を反射するアルミホイルの上で、絵の具は宝石のように輝きます。

最後は、みんなの力作を壁に設置した“回る円盤”に飾り付けます。
そして、特製の「三角の合わせ鏡」で円盤をのぞき込むと…目の前に広がるのは、光と色が無限に広がる壮大な万華鏡の世界!
一人ひとりの作品がキラキラと響き合い、息をのむほど美しい景色を生み出します。
みんなで力を合わせて創り上げたからこその、大きな感動を分かち合う特別な時間した。

2週目 幼児クラス:三角テント

まずは、まっしろで大きな紙と白いクレヨンを用意。
「好きな絵や模様をたくさん描いてみよう!」と声をかけると、みんな夢中で手を動かします。
でも、描いたものは紙と同じ白色なので、よく見えません。
「なにも見えないね?」と不思議そうな子どもたちに、「大丈夫。あとで素敵な魔法をかけるから、楽しみにしててね」と伝えると、みんなの表情がパッと明るくなりました。
ひみつの絵をそっと横に置いたら、次はキラキラきれいな色水遊びの時間です。
透明なシートの上に、赤・青・黄色の色水をスポイトでぽとん、ぽとんと垂らしていくと、まるで宝石みたいな色のしずくが広がります。
さあ、いよいよ魔法のじかん!
さっき描いたひみつの絵を、色水の上にそっと乗せてみると…。
じゅわ〜っと紙がやさしく色を吸い込んで、見えなかったはずの絵や線が、ふんわりと浮かび上がってきました!
「わぁ!」「出てきた!」あちこちから、嬉しそうな歓声が聞こえてきます。
世界にひとつだけのきれいな紙は、今度は素敵な三角テントに大変身!
自分たちだけのカラフルなひみつ基地ができました。テントの上からさらに色水を垂らして模様をつけたり、ビーズをころころ転がして遊んだり…。
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちから広がる楽しい時間は、本当にあっという間でした。

2週目 小学生クラス:正三角形のオブジェ

小学生クラスは、フィンランドの美しい光のモビール「ヒンメリ」をヒントにした、オブジェ作りに挑戦。
使うのは、細いストローと針金、そして自分の指先。
まずは基本の形になる正三角形を、一つひとつ丁寧に作っていきます。
ちょっぴり難しそうだったペンチの使い方も、あっという間にマスター!
回数を重ねるうちに、まるで小さな職人さんのように、どんどん上手になっていく子どもたちの姿は、とっても頼もしかったです!
「この三角形を組み合わせると、大きな六角形になった!」
「こうつなげると、立体になるんだ!」
平面から立体へと、自分の手で形を生み出していく面白さに、みんな夢中。
細かい作業にもぐっと集中して、黙々と手を動かす真剣な表情は、本当に素敵でした。
そして、作ったパーツを最後にそっと糸でつなげたら…
世界にひとつだけの、オリジナルモビールの完成です!
「できた!」という歓声と一緒に見せてくれた、達成感に満ちたキラキラの笑顔。
自分の手で素敵な作品を最後まで作り上げた喜びは、きっと特別な宝物になったことでしょう。

3週目:粘土版画

幼児クラスは粘土遊びから。
「わぁ、きもちいい!」
子どもたちの小さな手の中に広がる、柔らかな粘土の感触。
こねこね丸めたり、長く伸ばしたり。
棒や積み木でスタンプみたいに跡をつければ、かわいい模様がたくさん見つかります。
次は、もっとダイナミックに!
大きな粘土のかたまりを、えいやっ!と足で踏んでぺったんこ。
大きなおせんべいみたいになった粘土に、模様をつけていきます。
最後に、好きな色の絵の具をそっと塗って、上から紙をかぶせると…
わぁ、きれい!素敵な版画ができました。

小学生クラスでは、ちょっぴり本格的なアートに挑戦です。
テーマは「昆虫」。
まずは、自分の選んだ昆虫の写真をじっくり観察。
「この足、ギザギザしてる!」「羽の模様がきれい!」
発見した昆虫の魅力を、細い粘土で丁寧に表現していきます。
まるで昆虫博士になったみたいに、みんなの目は真剣そのもの。
形ができたら、黒いインクを塗って、自分たちで色付けしたカラフルな紙にそっと刷ります。
背景の色と昆虫のシルエットが合わさり、アートな作品が完成しました^^

月1クラス:ツリーハウス・季節のデザイン画

先月に引き続き、ツリーハウスの制作からスタートです。
動物や細かいパーツなど、ツリーハウスの世界に没頭して作り込みました。
子どもたちのこだわりがつまった、ツリーハウスが完成しました。

ツリーハウスが完成した子は、色の世界を学びます。
似ている色を並べてみたり、全く違う色を隣に置いてみたり。
色の組み合わせ次第で、世界がガラリと変わる面白さを感じました。
今回のテーマは、四季の中から好きな季節を選び、その季節をイメージしたデザイン画を描きます。
まずは、春夏秋冬それぞれのイメージを自由にスケッチ。
「春はやっぱり桜色かな?」「夏はひまわりの黄色と青い空!」
頭に浮かんだ色や景色をどんどん描いて、心のパレットを広げていきます。
イメージが温まったら、いよいよ画用紙へ。
思い出の風景、心に浮かんだ色、大好きなモチーフ…
子どもたちのイメージから、自由に描くことができました^^

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