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習い事選びで悩んでいるお母さんへ

更新日:2018年4月6日

「そろそろ子どもに習い事を…」


と思っていお母さん。

どんな基準で習い事を選びますか?


大人の習い事って、

将来の自分のための投資だったり、

癒しのための時間だったり、

問題を解決するたいめ(痩せたいからジムに行く…とか)だったりするわけです。


じゃあ、子どもの習い事ってなんのためにするのでしょう?


子どもがやりたいといったから…

体力をつけるため…

学力をつけるため…


習い事そのものを極めるというよりは、

その過程で得る何かを求めて習い事を始める方が多いと思います。


例えば、子どもの習い事といえば水泳ですね。

もちろん、習い事がきっかけで水泳選手になる子もいますが、


体力をつけたい

持久力をつけたい

水に慣れさせたい

泳げるようにさせたい


という理由から始める方が多いのではないでしょうか。


じゃあ、造形教室は…

そもそも、習い事としてメジャーではないので、

今日は造形教室のメリットについて書いてみようと思います。




これからは「自ら考え、表現する力」が必要な時代


2020年の教育改革により、

知識をもとに新しい価値を創造できる子を育てるための教育へと変化していきます。

(詳しくはこちらの記事をお読みください→2020年アレが変わります


これからの子どもたちは、未来で生き抜くために、「自ら考え、表現する力」を身につけなければなりません。


でも、残念ながら、日本の教育は「詰め込み型・正解主義」の教育からいまだ抜け出せていません。


私たち大人は、子どもは教えなければ学習しない、育たないと思いがちです。

でも、それは違います。


子どもは自ら考え、問題を解決する力があります。


というと、なんだかとても壮大なことに聞こえますが、

本当は日常の些細な事からそれをしているのです。


生活の中や、遊びの中で子どもが知らない間に成長していることってありますよね。


教えていないのに、いつの間にかできるようになった…!

という経験は子育て中なら誰にでもあるハズ。


小さいうちから自分で考え、

工夫したり、解決したりする癖をつけることが大切なんです。

なんでも手出し口出しはよくないと言われるのは、このためなんですね。


子どもの自主性が育っているかどうか。


それが、子どもが学校へ行って“知識”を得たときに

それで終わりの子と、

その知識を深めたり、応用したり、していける子の違いです。


知識を活用し、新しい価値を生み出すことがこれからの社会に求められることです。

知識のその先が大切なのです。



自主性の育て方



自主性を育てる=好奇心と探求心を満たす

だと私は思います。


子どもたちは、生活の中でたくさんの“面白いこと”や“不思議”に出会います。

それは、子どもたちに好奇心や探究心があるからこその出会いなのです。


大人にとっては何でもないことでも、

子どもにとっては面白いことなのです。


なんでだろう?

どうしてだろう?

どうなっているんだろう?


小さな子でも、じっと観察したり、触ってみたりしながら、

ちゃんと自分で考えているのです。


例えば、子どもはお水遊びが大好きです。

蛇口から出てくる水に指をあてれば、水の形は変化します。

水を桶にためてみたり

手で触ってみたり

流してみたり


そうやって体験を通して“水”というものを感じています。

水で遊んでいるときの子どもの頭は“面白い”と“不思議”でいっぱいです。


まさに、好奇心と探究心が満たされている瞬間です。



そんなふうに、好奇心と探究心を大切にしながら大きくなった子は、

自分で考える癖が自然とついています。


だから、学校へ行って知識を山のように詰め込まれても、

もっと知りたいという好奇心で勉強を楽しめるのです。



知識を深めるということ



知識ばかりを詰め込み、頭でっかちになってしまっている子によく出会います。


「それ知ってるから」


知っている、で終わってしまってはその先がありません。

深めることも、広げることもしようとしない…


それはとてももったいない事です。


好奇心と探究心の強い子はそうは言いません。


例え知っていても、

また新しい発見や面白いことを自分で見つけることができるからです。


だから、どんどん自分で学びを深めていくことができるのです。


クノスペでは、形をテーマに様々な素材を使って造形活動をします。

形は球→円(円柱)→四角→三角→総合(色々な形を合わせたもの)となります。

それを半年かけて繰り返していきます。


素材も様々なものを使います。(木材、石膏、ロウ、発泡スチロール、段ボール…)


長く教室に通えば通うほど、知っている形、使ったことのある素材に多く出会います。

でも、「知っているから」とはなりません。


なぜなら、同じ形でも、同じ素材でも、前回とは違った発見があるからです。


物事を色々な角度から見る

ひとつのモノからたくさんの発見をする


そんなことを実際に体験しながら、柔軟な頭を養っていきます。



好奇心と探究心を満たす造形教室



造形活動のいいところは、何かを教えなくていいところです。


自分で気がつき、


自分で理解し、


自分で深め、


自分で成長していけるのです。


なので、受身ではなく、自発的に行動する癖がつきます


幼少期はたくさん遊ぶことが一番だと私は思っています。

遊びの中に“面白い”と“不思議”はあふれています。


そして、

子どもたちの遊びの中に、

粘土や工作など、“つくること”は自然と入り込んでいます。


だからこそ、造形活動は子どもたちの好奇心と探究心を満たしていくことができるのです。


自分で考えて行動できる子

物事を積極的に楽しめる子


そんな子どもたちに待っている未来は、きっと明るいはずです。

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