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幼児クラスと小学生クラスの違い

幼児クラスは、感覚的にその瞬間を楽しみながら制作します。 レッスンの進め方も、どんなものを作るかは最後まで伝えず、実験感覚で進みます。

具象的な表現よりも、抽象的な表現を楽しみ、“自由に表現すること”の面白さを体感していきます。




小学生クラスでは、最初に使う材料やテーマを提示します。

どんなものを作ろうかな?と、こどもたちそれぞれが、イメージをもって制作を進めます。

そんな中で、こんなものが作りたいとイメージしたものの、思い通りにいかない、どうしたらいいのかわからない、といった葛藤にぶつかる子もいます。

それでも、なんとか手を動かし、時には講師の手もかり、時には投げだし(笑)、少しずつ技術や経験を積み、自分のイメージしたもに近いものが制作できるようになってきます。



子どもたちはものづくりを通して、自分の頭で考え、手を動かし、形にしていく…ということを試行錯誤しながら繰り返し経験しています。 その経験は、子どもたちの意欲や好奇心をはぐくんでくれます。

ただ一方的に教えられ、頭で考えずに“こなす”ような子は、残念ながらこれからのAI時代を生き抜くのは困難です。 ご存知の通り、その役割はコンピュータが担うからです。

また、子ども時代にいくら学力貯金をしても、好奇心や意欲の土台がなければ、そのうち学ぶことをやめてしまいます。

逆に好奇心や意欲を削がれずに、成長した子どもたちは、自らの人生を意欲的に進むことができるのです。

教室が始まって2年がたち、1年以上在籍している子も多くなり、今まで思うように形にできなかった子も、自分の納得のいく形を作り出せるようになってきたように思います。

子どもたちは頭も手も心も同時に動かしながら、ものづくりを楽しんでいます♪




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