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子どもの目線で…


先日、小学生クラスの子どもたちに、


「先生ってさぁ…子どももたいだよね!」


「わかる!大人っぽくないよねぇ」


とお褒めの言葉をいただきました 笑



少し、いやだいぶ(?)昔の話ですが、


大学卒業後、私の就職先は学童クラブでした。


そこで、一緒に働いていた先輩が、もう本当に“子どもの目線”に立つ人で。


その背中を見て働いてきた私も、


やっぱり  子どもの目線”に立つことをとても大切にしています。




その学童クラブに

ちょっと家庭に問題のある子がいて。


その子は、下の学年の子たちとばかり遊ぶのだけれど。


そのうちの誰かをいじめたり、自分の言うことをきかせたりして。



だから、私は少しずつ少しずつ


その子と仲良くなっていって。


その子のマンションまで、

手を繋いで帰ったこともありました。


マンションの廊下で嬉しそうに手を振ってバイバイしていた顔は

今でも鮮明に思い出せます。


そうやって


ココロの距離を近づけていって


そうしたら、いつの間にか、


問題行動も落ち着いていました。


今思うと、そんな子がゴロゴロいました。


そんな時は、


そっと子どもに寄り添う。


突き放されても


めげずに寄り添う。


そんなことをくり返しくり返しやってきたから、


私のからだに染み付いた“子どもの目線”。



子どもたちってね、本当によく大人を見ているんですね。


この人は信頼していい人なのかどうか。


だから、子どもの目線で、

一緒に遊び、一緒に考え、

子どもたちひとりひとりと信頼関係を築いていく。 そうすると、

あぁ、この人の言うことは聞いてみようかな。

この人になら、話してみようかな。 と、子どもたちが少しずつ向き合ってくれるようになります。


だから、

やっぱり“子どもの目線”に立つことって本当に大切なのです。

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