集団制作は、クラスの雰囲気や流れを見ながら、臨機応変に進んでいきます。
個人で制作しているときよりも、子どもたちはリラックスしている状態なので、
ああしてみよう
こうしてみよう
ドンドン色々なアイディアがでてきます。
だからこそ、
ここはこの色で塗りたかったのに!とか
ここはこうしたかったのに!とか
時には自分の思い通りに行かないことがあるかもしれません。
その気持ちにどうにか折り合いをつけなければ、
集団制作は楽しめません。
集団でものをつくるということは、
自分の気持ちをコントロールすることが必要です。
自分の意見と
相手の意見
みんな違うから
ぶつかって当たり前。
頑なに自分の意見を押し通したかったらそうしてみればいいんです。
でも、相手の意見を受け入れてみて、
なんだ、意外とこっちも面白いな、という経験もして欲しいと思います。
友だちのやっていることに刺激を受け、
私もやってみよう、となったり…
完成した作品を見て
きれい!すごい!と達成感を共有したり…
集団制作は、まわりの友だちと共感する心地よさを体験することができる活動です。
自分のこだわりは大切にして欲しいけれど、
違う景色も楽しめる、柔軟な心が育つように集団制作をとりいれています。
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