6月はサボテンをテーマに制作をしました。
今回のように、具象的なものを作ったり、描いたりするときは、
子どもたちがのびのび自由に表現できるように、
“こうしなければならない”という概念はできるだけとりのぞいた状態で制作にとりかかっています。
クノスペでは、抽象的(実態のないもの)な作品と
具象的な作品をおり交ぜてレッスンを構成しています。
抽象的な作品をつくることで、
頭が柔らかくなり、概念というものがなくなり、
いざ具象的な作品をつくる・描く(絵画など)ときにも、
自由な発想が生まれやすくなります。
実際に抽象画を模写(真似して描く)してから、
静物画を描くと創造性が上がるという実験結果もあるほどなんです!
私が示す「今日はこんなものをつくるよ」という提案はあくまでも作るきっかけでしかありません。
その後、どんなものを作るかは子どもたちの手にゆだねられます。
時にはアドバイスもありますが、
どんな作品ができるか私自身わくわくしながら見守っています。
ここ数か月はとくに、
子どもたちの発想がどんどん自由になってきているのを感じています。
次はどんな作品に出会えるか、とっても楽しみです♪
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