
今までの小学校教育は、横並びで同じことができるようにする教育でした。
それが、第二次世界大戦後の経済成長に繋がりました。
規律を乱さずに、集団行動を身につけること
これが学校教育の使命でした。
そして、2020年、やっと教育改革が行われます。
教えられたことを覚える
その成果が点数として出される
問題の正しい答えはただひとつ
ある意味、単純で分かりやすかった学校教育。
しかし、2020年の教育改革にともない、
答えがひとつだけの世界にいた子どもたちが
様々な解決方法を求められる
自分の意見や考えが求められる
ようになります。
なぜなら、今までの教育で育てようとしていた人材がつく仕事は、AIにとって変わられる可能性が高いからです。
人間に残された仕事は、人間にしかできない仕事です。
なので、思考力や想像力、発想力を鍛える教育へシフトしていくのです。
今までは知識を得るだけでよかったのに、
さらに知識を使って自分の考えを表現することが求められるようになります。
この変化に対応できるお子さんは、どんなお子さんでしょうか?
それは、子ども時代にたくさん遊び、
好奇心と探究心を伸ばしてきたお子さんです。
どれだけ物事を柔軟にとらえられるか
どれだけ固定観念にとらわれずに思考できるか
この能力が大切になってきます。
遊びの中にはたくさんの“想定外”があります。
その“想定外”にどれだけ対応してきたか、が大きくなってからの発想力につながります。
コミュニケーション能力も、
想像力も、
柔軟性も、
子どもの遊びにすべて詰まっています。
(遊びと言っても、テレビゲームはもちろん除外ですよ。)
そして、質のいい遊びが大切です。
質のいい遊びとは、子どもの世界を守ってあげること。
大人が必要以上に介入しないことです。
昔は子どもだけの世界がありました。
だから、詰め込み教育でもバランスがとれていたのかも知れません。
だけど、今、子どもだけの世界をつくるのはなかなか難しいです。
大人の目があって、安全ではあるけれど
大人が必要以上に介入しない。
子どもたち自身が考え、工夫し、成長し合える場をつくりたい。
そう願って私はこども造形教室クノスペを運営しています。
クノスペは、素材を使った単純な遊び、造形遊び、造形制作を行っています。
遊びの中から、子どもたちは自ら学び、成長していきます。
ただ机に座って授業を聞くだけ
ひたすら知識を詰め込んでいくだけ
それだけでは対応できない未来はもうすぐそこです。
教育改革まであと2年。
今からでも遅くありません。
お子さんの、想像力や発想力を一緒に伸ばしませんか?
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