壁から壁にはわせた紐につるされた四角い白い布。
その布に色水を霧吹きでかけて彩色しました。
すぐに飽きてしまうかも…?という心配をよそに
子どもたちは白い布が鮮やかな色に染まっていく様子を楽しんでいました。
「わぁ、キレイ」
「先生、紫が出てきたよ!」
そんなコトバは
子どもたちの心が動いた証。
キレイだなぁ
すてきだなぁ
日常の中に、心を動かされる出来事がたくさん詰まっていればいるほど
人生は豊かなものになると思います。
自分の心の中を成長させることってとても大切です。
自分の中にある心の土台がしっかりしていれば、多少の環境の変化には左右されません。
人生に失敗や挫折はつきものです。
小さな失敗、大きな挫折…それをのりこえていくには心がしっかりと育っていることが重要になってきます。
つまり、どんな環境であろうとも前を向いて歩いていける、
そんな心の土台が必要なんですね。
親の役割は、人として幸せに生きるための心の土台をつくってあげることだと思います。
子育てで大切なことって、とても地味なことばかりです。
日常の風景をキレイだと感じること
誰かに優しくしてもらって嬉しかったこと
誰かに優しくしたら喜んでもらえたこと
面白いこと楽しいことを誰かと共感できたこと
毎日毎日、そんな地味なことのくり返しで子どもの心は育っていくのです。
好きなことを探求できる心
楽しいことをつくり出せる心
日常に感謝できる心
そういう心(感受性)を育てることが子育ての本質なのだと思うのです。
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