
以前、2020年に教育改革が行われると書きました。
よくよく考えてみたら、それは長女が1年生になる年だということに今更気がつく私…
小学生なんてまだまだ先のこと…と思っていたので、ちょっとビックリです。
親としても、子どもにどんなことを身につけさせるべきか…を考えていかなければならないと思っています。
「暗記・詰め込み」教育を進めてきた日本。
AIに代替えされやすい人材を育ててきた日本。
その代償が今の子どもたちを襲うのです。
機械的に問題を解いて、
知識を詰め込むだけの行為はもはや無意味だと思えます。
人間に残される仕事は、AIが苦手とする分野です。
つ
まり、応用力や柔軟性、発想力を発揮できる分野です。
AIと教育・仕事関連の本は色々読みましたが、この本はおススメです。
この本は、日本人の読解力(理解する力・コミュニケーション能力の基盤となるもの)の低下に着目しています。
膨大な調査のもとに、問題点を指摘しています。
この調査に使った例題ものっているので、やってみるとおもしろいです。
学校教育で何が必要か?
筆者の新井紀子さんの見解は
「一に読解、二に読解、三四が遊びで、五に算数」だそうです。
ただ、読解力をあげる特効薬のような、コレを子どものうちからやっておけば読解力が上がる!という安易な解決方法はありません。
アンケート調査では読書習慣も読解力と相関しなかったそうです。
固定観念にとらわれない発想力
物事をひとつの方向から見るのではなく、色々な角度からとらえられる柔軟性
そして、コミュニケーション能力
これが、人間らしさなんだろうな…と感じます。
ひとりひとり子どもの性格は違うので、 “こうすればいい”という特効薬はなさそうです。
子育ては選択の連続です。
そのたびに、子どもが身につけるべき能力を意識する だけでも随分違ってくると思います。
私たち大人に出されたとっても難しい問題…
子育ても
造形教室も
やってくる未来を意識して子どもたちの能力を伸ばせたら…
そう思っています。
きっと子どもたちの未来は明るいと信じて…
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