工作といえば何か具象的なものをつくるのが一般的ですね。
でも残念なことに具象的なものづくりは、
すでに子どもたちの中で、“正解”が刷り込まれている可能性が高いです。
大人の価値観や固定概念、勝手な評価にさらされてきた子どもたちは、
“上手い”“下手”を必要以上に気にしてしまいます。
だから、
絵を描くのが苦手
ものづくりが苦手
と感じてしまうのです。
一方で、抽象的なものづくり(↑写真のような作品)は誰かの作品と比べたり、
大人の価値観で評価することが難しいです。
“正解”がないからこそ、純粋に構えることなく表現活動を楽しめます。
本当は、どんな造形活動にも“正解”はないのですけどね。
ただ偶然に出来た形に
粘土を貼り、絵の具で色をつける。
(今回はランダムな形の発泡スチロールを3つ選び、それを自由に繋げ、 さらに紙粘土をつけて、ひとつの形をつくりあげていきました。)
子どもたちは驚くほど集中して制作します。
例えば大人は、玄関を綺麗にするためにほうきで掃きますね。
そこに「やりたい!」とやってくる子どもは
ほうきで掃くという行為が楽しいだけで、
玄関を綺麗にするという目的(ゴール)はありません。
抽象的なものづくりもそれに近い感じだと思います。
何かもわからないへんてこな形
粘土の感触
色の変化
その一瞬一瞬を楽しみ、感じるための造形活動。
これをするための最適な手段が抽象的なものづくりです。
細かいことは気にしないで
のびのびと自由に制作できる時期は限られています。
そんな時期の子どもたちの作品は、大人には絶対に真似できません
大人はどうしても頭であれこれ考えてしまいますからね。
今しか作れない作品を作って欲しい。
その子にしか作れない作品を作って欲しい。
そのためには、大人の価値観や固定概念、勝手な評価のない環境が必要です。
クノスペはそんな場所を目指しています。
だから、
今まで見たことのない創造力を発揮することができるのです。
ものづくりに苦手意識がある、評価を気にしすぎて自由に制作できない
そんなお子様ものびのび造形活動を楽しめる造形教室です。
ぜひ、遊びにきてください^^
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